リハビリ職の管理職になる方法を知りたい!
今回はこんなお声に答えていこうと思います。
年収アップのために転職を考えた時に転職サイトに掲載されている管理職求人!
見込み年収が500万や600万に目がくらみますよね。
だけど一方で…
管理職は何をすればいいの?
残業がたくさんあるんじゃないの?
などの不安要素は尽きませんよね。
僕も当初は残業が多そう…などのネガティブな感情を抱いていました。
本記事では管理職になりたいリハビリ職に向けて僕が管理職になれた方法と管理職になることで得られるメリット・デメリットについて解説していきます。
管理職に興味があるリハビリ職は最後まで是非ご覧ください。
理学療法士で管理職になるメリット・デメリット
メリット①年収アップ
やっぱり最大のメリットは…年収アップです!!
私が管理職を目指そうと思った理由は、妻の妊娠がきっかけです。
家族増えることに嬉しさと大黒柱として家庭を支えていかないと!という責任感。
そして、次のような不安が頭をよぎりました。
自分の今の給料で家族を養っていけるか…。
妻も産休・育休に入ったら収入面も落ちてしまうので、自分が今よりも年収を上げる必要があると考えて転職を決意しました。
総合病院で働いていたころは手取りの給料は22万円程度でしたが、転職して管理職になってからは手取り額41万円にUPしたことは一番良かったことですね!
メリット②:上司がいない
事業所の所長になるということは、自分が一番上に立つということになるので上司はいません。
誰かに指示されるよりも自分で積極的に仕事をしたい人に向いています。
メリット③:経営について学べる
今後、将来的に訪問リハビリや施設などを経営したいと考えている人には向いていると思います。
理由は、臨床業務だけでなく経営についてもかなり詳しく実践的に学べるからです。
僕も事業所の立ち上げから参加したので、どうやって事業が立ち上がるのかなどを学ぶことができました。
デメリット①:臨床業務が減る
管理職の仕事内容は、その施設や事業所、病院の管理業務になるのでほとんどが臨床に出ることはありません。
臨床業務が好きという人には管理職は向いていません。
デメリット②:責任感がのしかかる
施設や事業所、病院の管理業務は経営についての責任も課されてきます。
経営成績を軌道に乗せていく必要があるのも管理職の仕事です。
あまり経営が上手くいっていないことがあるとその責任が自分にのしかかってくるということです。
また管理職は毎月、レセプト業務(お金の請求業務)があり、このお金の計算がとても大変です。
必要な情報の入力が間違ってしまうと返金対応などもあるため、責任感をもってレセプト業務を行う必要があります。
デメリット③:最初は残業が多い
立ち上げたばかりでまだ軌道に乗っていない場合や不慣れな事務作業に追われて…残業がかさむことがあります。
経験上ですが、事務作業が慣れてきたり、経営が軌道に乗ってくるとほとんど残業無くなりますよ!最初の辛抱!!
理学療法士歴7年目で管理職になれた方法
私が理学療法士7年目で管理職になれたのは次の通りです。ひとつづつ解説していきます。
- 昇進が年功序列の職場ではない職場を選ぶ
- 立ち上げまでに余裕がある職場を選ぶ
- 成長しそうな職場を探す
- 転職エージェントに管理職希望を伝える
①昇進が年功序列の職場ではない職場を選ぶ
最初は総合病院に勤めていましたが、総合病院だと年功序列で昇進していくので管理職に就くには時間がかかります。
総合病院の管理職になるには、10年以上は働き続けなければならないのが現状でした(前職場の場合)。
転職サイトをみても病院の管理職は管理職業務の実務経験が必要なので、すぐに年収アップを狙うには病院管理職は向かないと考え転職を決意しました。
1回目の転職はインセンティブ制度のある訪問看護ステーションに転職しましたが、
インセンティブの条件が厳しくなかなか思うような年収アップに繋がるような転職はできませんでした…。
転職サイトをみていると訪問看護ステーションや施設の立ち上げの所長であれば、
管理職経験がなくても年収500万円以上の求人があり、訪問看護ステーションや施設の管理職を目指し2度目の転職をしました。
訪問リハビリインセンティブ制度の記事
②立ち上げまでに余裕がある職場を選ぶ
就職してから立ち上げまでの期間が短いところは推奨しません。
その理由は、立ち上げについて何も分からないと実際に働いてから何をすればいいのか分からなくなってしまうからです。
③成長しそうな職場を探す
訪問看護ステーションや訪問看護リハビリの事業所の件数は年々増加しています。
その一方で経営が上手くいかずに2年ももたずに潰れてしまう事業所や施設もたくさんあるのが現状です…。
複数の店舗を持っている会社は簡単につぶれる可能性は低く、
今後会社自体が拡大していく可能性があるからです。
④転職エージェントに管理職希望を伝える
まずはリハビリ職で管理職を目指すには転職サイトに登録しましょう!
理由は、ライバルに先を越されない為です!!
希望の地域で管理職求人が出た時にいち早く情報を掴んでいることが、
管理職になれるかの鍵になります。
また、転職サイトに登録することで効率よく求人先の情報を入手することが可能です。
本記事の立ち上げまでの期間や成長が見込める職場なのかは事前に転職エージェントに聞いておきましょう。
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【最後に】管理職を目指そうか悩んでいる理学療法士へ
理学療法士で管理職になるのには不安を感じる人もいると思います。
自分も当初はそうでした。
何事も初めてのことは不安なものです、ですが今は管理職を目指して家計に余裕がうまれて、管理職を目指して良かったと考えています。
管理職の仕事内容やどんな人が管理職に向いているのかは下記の記事でまとめているのでそちらもご覧になってください。
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