面接に落ちたくないけど,、どうすればいいの?
今回はこんな悩みにお答えしていきます。
理学療法士だけではなく作業療法士や言語聴覚士にも参考になる内容になっているので、リハビリ職の方はぜひ最後まで読んでいってください。
✓本記事の内容
転職する時や再就職をする時に通るのが面接。
私は理学療法士歴10年以上で、転職経験が2回あります。
現在は訪問リハビリの管理職として採用業務にも携わっています。
そんな私が今回はリハビリ職(以下、理学療法士)が面接で失敗しない為の対策を紹介します。
✓本記事をおすすめしたい人
- 転職・再就職を考えているPTOTST
- 面接が不安なPTOTST
理学療法士が面接で落ちる理由
理学療法士が面接に落ちる理由は次のようなことが挙げられます。
- 常識外れな外見や態度
- 受け答えが暗記で人柄が見えてこない
- 質問に答えられていない
- 長く働いてもらえないと思われる
ひとつづつ解説していきます。
常識外れな外見や態度
理学療法士は高齢者と関わることが多い職種です。
なので、面接では外見や態度面は厳しくチェックされています。
《面接でNGな外見・態度一覧》
- 挨拶をしない
- 無断で遅刻
- 声が小さい
- 座り方が悪い
- TPO(時間・場所・場合)をわきまえていない服装
- 落ち着きのない行動
- スーツのネクタイは曲がっていないか
- 靴が汚れたり、スーツがよれよれになっていないか
- 清潔感のある化粧や髪型になっているか
- ドアの開閉は静かにできるか
- 目を見て話せるか
- 敬語がちゃんと使えるか
- はきはき話せるか
以上のような点がある場合には面接内容が良くても不採用になりかねないので注意しましょう。
外見や態度は意識すれば誰でも変えられるので、しっかりと対策して面接に臨むようにしましょう。
面接時の入室・座り方・服装については詳しいリンクを下記に貼っておくので是非参考にしてください。
受け答えが暗記で人柄が見えてこない
面接の質問対策でどんなことを聞かれるのか調べ、
回答を完璧に覚えて挑む方も中にはいると思います。
しかし、暗記した回答を思い出すことや話すことに集中しすぎてしまうと…
相手の目をみて話すことを忘れがちになってしまいます。
そのため、採用担当者が求めている“会話”という雰囲気ではなくなり、かえって印象も悪くなってしまいます。
質問に答えられていない
緊張から質問内容が分からなくなってしまったり、
考えが整理出来ていないまま話初めてしまったりしていませんか?
面接で、質問に答えていないということは、アピールチャンスができる機会を無駄にしていることになります。
それだけでなく、コミュニケーション力が欠如していると思われてしまいかねません。
そう思われないためにも、きちんと質問を聞き意図に沿った回答をすることが大切です。
緊張から質問が入ってこなかったので、もう一度質問をお願いしてもよろしいでしょうか?
質問の意味が理解できなかった場合は、分からないまま答えるのではなくもう一度質問内容を聞きましょう。
また、考えがまとまっていない場合は、そのまま話始めるのではなく考えを整理してから話すこと。
質問に対して、全て即答でなければならない訳ではなく、数秒の沈黙があっても問題ありません。
回答に少しお時間を頂いてもよろしいでしょうか?
ですが、あまりにも長い沈黙は印象が悪くなってしまうので、少し考えをまとめたい場合は“時間をいただく許可”を求めましょう。
長く働いてもらえないと思われる
前提として、求人先は長く務められる人材を雇いたいと思っています。
なので面接では『この人は長く働けるのだろうか?』という視点で面接をされます。
なので、面接で答える時に〝職場にあう人材〟であるかが重要になってきます。
多くの職場で面接時に聞かれることとして…
『今後やってみたいことは何ですか?』
という質問があります。
この質問の回答で面接に落ちた人を多くみてきました…。
落ちてしまう転職者は多くが、
自分が力を入れて取り入れている分野の話をして転職先の分野と絡められていないことが多いです。
次に落ちてしまった転職者の実例を紹介します。
今後やってみたいことは何ですか?
中枢疾患の装具療法に力を入れていたので、今後も装具療法に力を入れてリハビリを行っていきたいです。
うちではそんなに装具療法が必要とする患者さんがいないから、この人はうちには合わないな…
今まで力を入れていた分野と交えて答える転職者は多いのですが、
本当にその職場でできることなのか考えないと会社が求める人材と沿わないとなって不採用になります。
面接官が転職者のやりたいことがこの職場で出来ないと感じたら、採用してもすぐに辞めてしまうと思い採用に至らないのは当然ですよね。
理学療法士が面接で落ちない為のポイント
つぎに面接で落ちない為のポイントを紹介します。
- 会社の理念を知る
- ポジティブに変換して発言
ひとつづつ解説していきます。
会社の理念を知る
その会社に雇ってもらいたのであれば、会社の求める人材になる必要があります。
その為には会社の理念を知る必要がありますよね。
転職も恋愛も一緒です。
恋愛で相手に受け入れてもらうには相手の好みを知ることが重要になります!
転職もまずは相手(会社)が求めている条件を知ることが大切ですよ。
会社について知る方法は3つあります。
会社について知る方法
- 会社HPをみる
- 募集要項をみる
- 転職サイトを利用してエージェントにきく
「会社HPをみる」「募集要項をみる」この2点は、みんなやってくるので他の就職希望者との差が付きにくいです。
なので、3つ目の「転職サイトを利用してエージェントに聞くこと」が他者と差をつける方法です。
転職エージェントに求人先が求めている社員像を聞くことで、
面接でかなり優位になりますよ。
他にも転職サイトを利用するメリットはたくさんあります!
転職サイトを利用するメリット
- 効率良く転職活動できる
- 転職市場の相場を把握できる
- 転職活動をサポートしてくれる
転職サイトのデメリットも合わせて知っておきたい方は『【リハビリ職】転職サイトを使うメリット・デメリットを徹底解説!』こちらの記事もご覧ください。
ポジティブに変換して発言
転職先で聞かれるのが…
「なぜ現在の職場を辞めようと思ったのでしょうか?」
転職者が聞かれる質問の鉄板です!必ず聞かれるといっても過言ではありません。
ここでポイントは転職を前向きに表現することです。
たとえネガティブな退職理由だとしても、そのまま伝えることは避けましょう。
《伝えることを避けるべき退職理由》
- 上司が嫌だった
- 仕事が多かった(少なかった)
- 同僚が嫌だった
- スキル不足だった(逆に仕事が物足りなかった)
- 給料が低い
退職の理由が職場に合ったとしても伝えない方が良いでしょう。
職場の不平不満を口にする人は、転職してもまた不平不満をいう可能性があるので、
そういう人は採用されにくい傾向にあります。
仲のいい同僚に愚痴をこぼす分には構いませんが、面接という公的な場で、現在の職場の批判をするとマイナスにしか見られません。
ですから最初にお伝えしたように、転職理由を前向きに表現します。
具体的には、
- 学びたい症例がいない→新しい分野にチャレンジしようと思った
- 忙しい→家族との時間を大切にしたい、勉強会に行く時間が必要
- 人間関係が悪い→いろんな出会いが自分の可能性を拡げると思った
- 給料が低い→子どもが産まれ将来の年収アップを見据えて転職したいと考えました
など、前向きに捉えられる表現を使いましょう。
【転職・再就職】理学療法士が面接で良く聞かれる質問とその回答例
つぎによく転職や再就職の面接で聞かれる面接の質問と回答例を紹介します。
- Q.なぜPT(OT、ST)になろうと思ったのですか?
- Q.なぜ当院(当施設)を志望したのですか?(志望動機)
- Q.前の職場ではどんな治療を経験してきましたか?
- Q.あなたのキャリアビジョンを教えてください。
- Q.法人内での異動はありますがご了承いただけますか?
- Q.会議や勉強会で遅くなることがありますが残業はできますか?
- Q.管理職の経験はありますか?
- Q.いつから働くことできますか?
- Q.退職してから期間がありますがこの期間は何をしていましたか?
- Q.お子さんは小さいですが、育児と仕事の両立は可能ですか?
- Q.何か聞いておきたいことはありますか?
ひとつづつ解説していきます。
Q.なぜPT(OT、ST)になろうと思ったのですか?
新卒や経験年数の浅い転職者にされることが多い質問です。
あなたがその職種を目指した具体的なエピソードがあればそれを簡潔にまとめて伝えるようにしましょう。
回答例
私が理学療法士を目指したのは高校生の頃です。高校時代サッカー部でした。練習試合でACL損傷をしてしまい、理学療法を受けました。その時の理学療法士の先生が熱心にリハビリをしてくれました。その先生のように自分も誰かの為になる仕事をしたいと思うようになり理学療法士を志しました。
回答例
私が言語聴覚士を目指したのは高校生の頃です。自分が高校生の頃に祖母がパーキンソン病の診断を受けました。徐々に食事が食べれなくなり、元気がなくなってしまっている祖母の姿をみて、食事が食べられるようになって元気を取り戻してもらいたいと思い、言語聴覚士を志しました。
Q.なぜ当院(当施設)を志望したのですか?(志望動機)
これも必ず聞かれる質問ですね。
面接官にすれば、他の病院や介護施設ではなく「なぜうちの病院(施設)を志望したのか?」そこを知りたいのです。
ここでは、その施設の特徴を踏まえて、他の病院や施設にはない特徴に惹かれたことをアピールしましょう。
そのためには、ホームページは隅から隅まで見て、その病院や施設の理念、特徴は必ず頭に入れておくこと。
また、前半で解説し方法を使うのも手ですよ!
また、学会発表にも力を入れている病院であれば、出している学会発表や論文を検索して、どんな症例に力を入れているのか見ておきましょう。
間違っても、「家から近いから」「給料がいいから」など、
条件面を前面に押すことはやめましょうね。
Q.前の職場ではどんな治療を経験してきましたか?
転職者に多い質問が、「これまで理学療法士(作業療法士、言語聴覚士)としてどんな治療を経験してきたか」です。
この回答のポイントは「その職場にプラスになる自分であること」をアピールできるかです。
次の職場で多い疾患と交えて回答するのが良いでしょう。
回答例
PT:急性期から回復期に転職する場合
私が現在勤めている病院では、主に急性期の患者様が多くいらっしゃいます。
その中でも、一番多かったのは脳血管疾患です。
SCUユニットのリーダーを勤めていたので、脳血管疾患の急性期の患者様の手術や治療に関しては、かなりの症例を経験してきました。
在院日数が短い病院だったので、回復期の患者様の経験はほとんどなく、今回こちらの病院を志望させていただきました。
私がSCUで得た知識や経験は、急性期の脳外の治療現場を知らないこちらの若いスタッフにも伝えることができます。
回答例
PTクリニックから訪問リハビリテーションへの転職
私が現在勤めているクリニックでは、主にTKA,THAの術後の高齢者や慢性的な腰痛肩痛の中高年の患者さんを対象にリハビリを行っていました。メインとしては疼痛の改善目的です。高齢者になるにつれて疼痛の閾値も低下していきます。疼痛があると日常生活での活動量も低下して廃用が進んでしまいます。クリニックでは運動器の患者さんが多くいました。知識としては理学療法士の基盤となる解剖学・運動学の知識を使いながらリハビリを処方してきました。今までの技術や知識をいかして訪問リハビリの利用者のQOL向上を目指したいと考え志望させていただきました。
Q.あなたのキャリアビジョンを教えてください。
簡単にいうと、「どんなPT(OT、ST)になりたかいか」、「PT(OT、ST)としてどんな仕事がしたいか」ということです。
「PT(OT、ST)としてどんなことに関心がありますか?」と聞かれる場合もあります。
「知識やスキルの向上という個人的な成長」、「転職先で出来ないこと」はここではタブーです。
できれば、PT(OT、ST)として地域や社会に対して自分ならどうありたいのかなど、大きな目標を掲げる方がいいでしょう。
回答例
私はこちらのデイケアを通じて、理学療法士として地域の高齢者の生活を変えたいと考えています。
具体的には介護予防の知識をどこまで地域に周知徹底できるか。
リハビリの知識は病院や介護施設を利用した人だけに用いるものではなく、まだ利用していない人にも予防のために必要だと感じています。
ただ、介護予備軍となる高齢者は、病院や介護施設を利用したことがなく、その人たちまで正しい知識や活動が周知しているとはいいがたい状況です。
そこで、地域で介護予防の啓蒙活動を実施し、予防分野において地域に貢献することができると考えます。
回答例
御社は地域に根ざした訪問リハビリテーション事業所として、在宅の利用者様の生活を支えておられます。
私が御社に入社できたならば、理念に沿って目の前の利用者様の生活の質を高めるために必要なことを考え、業務にあたっていきます。
また、行政を含む、周りの機関も巻き込んで地域一体となって利用者様をサポートできるような人材になりたいです。
回答例
私はこれまで、患者様、スタッフとのコミュニケーションを大事にしてきました。
貴院へ入職できたときは、更にコミュニケーション能力を高めて、組織を引っ張っていけるような人材になります。自分の理学療法のスキルと知識を高めるのはもちろんのこと、周りのレベルも高めていけるように教育にも力を入れていきます。将来は管理職として、組織のマネジメント業務にも携わっていきたいです。
Q.法人内での異動はありますがご了承いただけますか?
大きな法人の場合、異動は避けて通れません。「いいえ、異動は受けられません」といえば、おそらく採用にならないので、ここでの答えは「はい」です。
可能であれば、異動する可能性がある部署(老健、デイケア、訪問リハビリなど)の話も触れましょう。
回答例
もちろん。問題ございません。
まずは病院で知識や技術を広めたいと考えています。
ただ、地域社会に貢献するというキャリアビジョンを掲げていますので、デイケアや訪問リハビリへの異動も可能です。
Q.会議や勉強会で遅くなることがありますが残業はできますか?
ここも本来なら「はい」と答えるべきなのですが、子どもが小さいなど家庭の事情がある場合は、正直に伝えましょう。
そうしないと、就職できたとしても、後々居づらくなるので大変ですよ。
回答例
子どもを保育所に預けていて、帰りに迎えいに行くのですが、1時間以内の残業であれば問題ございません。
ただ、1時間以上遅くなる場合には夫に迎えにいってもらうことになります。
事前にわかっていれば迎えを夫にお願いすることができますので、予め決まっていれば会議や勉強会で遅くことも可能です。
Q.管理職の経験はありますか?
経験年数が10年くらいで転職すると、管理職(もしくは主任や副主任などの役職)に就くことを求められる場合があります。
ここでのポイントは簡単で、いままでの経験をアピールすること。
どれくらいの規模で、どんな活動をしていたのかを盛り込めればいいでしょう。
もし管理職や主任の経験がなければ、
リーダーや新人教育をしてきた経験をアピールしましょう。
回答例
私は2年間、チームリーダーとしてチームの運営に関わってきました。
主な仕事内容としては、チームリーダーとしてチームが円滑に仕事ができるようにスケジュール管理やリハビリ室内のレイアウト作成、パウチの作成(Dr.との連携、術後の患者のリハビリのフォーマット作成)、チームの目標単位数の管理をしてきました。
これからの理学療法士(作業療法士、言語聴覚士)には経営的な視点も重要だと感じるようになり、主任や部下とも保険点数については何度も話し合って、売り上げ意識も共有しています。
Q.いつから働くことできますか?
経験者を採用するとき、病院や介護施設は「いますぐ来て欲しい!」と希望している可能性があります。
そんなとき「いつから働くことができますか?」と聞かれることがあります。
年度途中で経験者が辞めた場合はすぐにでも経験者が欲しいですね。
ここでのポイントは、ウソはつかないこと。
「すぐにでも働けます!」といえば、歓迎してもらえるかもしれないが、ちょっと待って!
現在どこかに勤めている人は、就職活動をしている時点では退職日は決まっていないはずです。
こちらが「○月△日に退職する」と希望しても、現在の職場の状況や引き継ぎなどを考慮すると、確実に辞められる日にちはわかりません。
ですから、面接の場では「まずは職場に退職する意志を伝えてから」と正直に答えましょう。
現在離職している人は、ご自身の予定で「○月△日から働けます」と答えればいいですよ。
回答例
現在の職場の就業規則では、退職希望日の1ヶ月前に伝えることになっております。
こちらの病院での採用が決まれば、退職願を提出するつもりです。
ただ引き継ぎなども考慮すると、早くても1ヶ月半から2ヶ月後くらいになると思います。
Q.退職してから期間がありますがこの期間は何をしていましたか?
長期のブランクがあるセラピストに多く聞かれる質問です。
何らかの理由で仕事をしていない時期があれば、面接官としては「なんでだろう?」と考えますからね。
この質問には、ブランク期間を職場が納得してもらえるような回答しましょう。
たとえ、仕事が嫌で一旦仕事を辞めていたとしても、それを前向きな表現に変える努力をしましょう。
回答例
前の職場を辞めたのは、自分が未熟でPT(OT、ST)の仕事の大変さを受け止められなかったからです。
退職してから自分と向き合いいろいろ考えて、やっぱり理学療法が好きだと思えました。
常勤を退職してから半年ありますが、現在老健で非常勤勤務していて、すぐに働けるように実践感覚は維持しています。
回答例
前の職場を辞めたのは、2人目の子どもを出産し、仕事と家庭の両立ができなくなったからです。
現在、上の子どもが小学生になり、主人も残業が少ない職場に移り、家を手伝ってくれる環境が整いました。
常勤を退職してから2年ありますが、半年前からクリニックで非常勤勤務していて、知識や技術は維持するように努めています。
回答例
前の職場を辞めたのは、親の介護がいよいよ必要になり在宅で介護をしたいと考え仕事との両立は厳しいと考えたからです。
現在、親は施設に入所が決まりました。
常勤を退職してから2年ありますが、親の介護を通して、知識や技術は維持するように努めています。
ブランクがありなかなか次の就職が決まらない場合には、非常勤として経験を積んでから正社員としての雇用先を探すことがおすすめです。
理由は、中途で雇う職場は即戦力になるような人材を求めている場合が多いですからです。
一度、非常勤でもいいので雇用してもらえる職場に就職してキャリアを積みましょう。
Q.お子さんは小さいですが、育児と仕事の両立は可能ですか?
最近は女性に対するハラスメントとされる可能性もあるので、
減ってきましたが、まだまだ聞かれることはある質問です。
女性が仕事をやめる理由の1つに、育児との両立が困難になったときが挙げられます。
私もこれが理由で退職を決めたことがあります。
特に育児休暇明け、保育園や小学校の入学時など、何回も仕事との両立が難しくなる場面が訪れますよね。
そんな大変な状況でも、仕事をどのようにやりくりして続けようとしているのか、雇う側としては気になる為の質問です。
この質問には、雇用形態などの確認も含まれているので慎重に答えましょう。
回答例
上の子は来春から小学校で、下の子は来春から保育園です。
もちろんまだまだ手がかかる時期なので大変ですが、夫が積極的に家事を手伝ってくれるになりすごく助かっています。
上の子どもは小学校に入学後、学童に預けますし、下の子の保育園のお迎えは延長保育を利用できる保育園なので大丈夫です。
上の子も良く下の子の面倒を見てくれているので少しずつですが、私も余裕ができてきたので、今回応募させていただくことにしました。
Q.何か聞いておきたいことはありますか?
最後がこれ、「聞いておきたいこと」の質問です。
見学や面接で疑問点がすべて解消されることはないけど、緊張しているとつい「ありません」と答えてしまいがち。
でも「ありません」と答えるのはよくない。
なぜなら、面接官はあなたの積極性を見ている可能性があるからです。
聞く内容はなんでも大丈夫出です!
それよりも緊張する場面でも、オドオドせず堂々とした態度で質問する姿勢は必ず評価されます。
面接前にあらかじめいくつか質問を用意しておいて、面接で解消されない場合にはその質問をぶつけてみましょう。
回答例
ではひとつだけよろしいでしょうか。
勉強会で残ることがあるとおっしゃっていましたが、勉強会はどんなテーマで行われているのでしょうか。
まだまだ知識不足で、たくさん吸収したいので、すごく興味があります。
給料交渉可能な職場は、出来るだけ見学の時に給料交渉を行うことがベターです。
ですが、見学の時に給料交渉が行われていない場合には面接で給料交渉をしましょう。
給料交渉の方法については別の記事でまとめているのでこちらを『』ご覧ください。
面接対策で一番は実践練習をしてから挑むこと!
長くなりましたが、面接対策はいかがでしたか?
最後に理学療法士(作業療法士、言語聴覚士)の面接で重要なことがひとつあります。
それは面接は事前に誰かと実践練習するべきです。
もちろん履歴書も選考のひとつですが、面接で与える印象を上回ることがないので、しっかりと面接の練習をしてから受けましょう。
- 2年目の転職で、「早すぎるかも」とちょっと後ろめたい気持ちがある人
- 学会発表なんかしたことがない人
- ブランクがある人
- 特殊な技能や知識がない人
そんな履歴書にプラスポイントを書き込めない人こそ面接を成功させることが、内定に繋がります。
でも面接の練習ってどうしたらいいの?
現在学生で初めて就活する人なら、学校の先生に模擬面接をしてもらえばいいですが…
既卒で転職しようとしている人は、学校に行って面接の練習をする時間はないですよね。
なので、パートナーや仲の良いセラピスト仲間に面接官になってもらって練習しよう。
でも仲がいい人と練習しても真剣味がなぁ。
そんなときにおすすめなのは転職のプロに助けてもらうことです。
プロ?
理学療法士(作業療法士、言語聴覚士)の採用・不採用は面接で決まるといっても過言じゃありません。
その大切な面接でアピールするなら、転職のプロに面接の練習をしてもらえばいいんです。
転職のプロにはどうやって相談すればいいの?
リハビリ職に特化した転職サイトがあるって知ってますか?
転職サイトに登録すると、エージェントと呼ばれる担当者からヒアリングが行われます。
そして給料や休み、やりたい分野などの希望を伝えると、あなたの代わりに転職先を探してくれます。
それだけでも助かるんだけど、転職サイトを利用すると履歴書の添削や、面接の練習もしてくれるんです!
転職サイトによっては実際に会って練習してくれます。
私も転職エージェントの方に模擬面接をしてもらいました。
対策したおかげで、本番はそこまで緊張せずに望めました。
転職サイトの利用は完全無料なので、まずは登録して相談してみるだけでもOK。
面接が苦手という人は下に紹介する転職サイトをぜひ使ってみてくださいね。
あなたに合う職場に出会えることを応援しています。
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