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理学療法士が妊娠したら産休・育休取得と退職はどちらがいいですか?

理学療法士が妊娠したら仕事はどうしたらいいの?

理学療法士って結構体力が必要な仕事ですよね。

そこで、妊娠すると産休・育休に入るのか…

妊娠を機に退職するのか…

どちらがいいのか迷いますよね。

今回はこのような疑問にお答えしていきたいと思います。

結論からいうと…妊娠・出産や子育てに理解のある職場であれば産休育休がおすすめです

本記事ではなぜ筆者がそのように考えるのかを解説しています。

妊娠して育休・産休を取得しようか、退職しようか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

職場への妊娠報告がまだな方は「リハビリ職が妊娠したら妊娠報告はいつどのようにするのがベスト?」こちらもご覧になってみてくださいね。

本記事は理学療法士だけではなく作業療法士、言語聴覚士、リハビリ職に共通する内容になっているのでリハビリ職の方はぜひ最後までご覧ください。

この記事を書いた人

理学療法士歴10年以上

転職2回経験あり

3人の子ども子育て中

リハママ

本記事は、プロモーションが含まれます。

目次

理学療法士が妊娠したら、理解のある職場であれば産休・育休がおすすめ

産休・育休を取得することにはたくさんのメリットがあるので、

産休・育休を取得することをおすすめします。

私は3人の子どもの出産に合わせえて産休・育休を3回取得しました。

実際に産休・育休を取得して、たくさんのメリットがあったのでそう感じでいます。

しかし、絶対に育休・産休を取得した方が良いというわけではありません。

産休・育休を取得しにくい職場環境であったり、

子育てをしながら働きにくい職場環境である場合には、

妊娠を機に退職を決意することも一つだと思います。

理学療法士の女性が子育てしながら働きやすい職場を選ぶポイント知りたい方は、『理学療法士が子育てしながら働きやすい職場を選ぶポイント』こちらの記事も是非参考にしてください。

妊娠・出産・子育てにはストレスが大敵です!!

今の職場に不満がありストレスを感じてしまう場合には、
退職して一旦育児に専念することもありだと思いますよ。

理学療法士が産休・育休取得するメリット

  • 育児休業給付金が貰える
  • 復職後に同じ職場で働ける
  • 出産時の入院費用が還付される

ひとつづつ解説していきます。

育児休業給付金が貰える

妊娠を機に退職してしまうと、育児休業給付金はもらえません。

1ヵ月あたりの給付金支給額は、以下の計算式から算出されます。

  • 育児休業開始から180日:
    [休業開始時賃金日額×支給日数(通常は30日)]×67%
  • 育児休業開始から181日目以降:
    [休業開始時賃金日額×支給日数(通常は30日)]×50%

なお、休業開始時賃金日額は申請時に提出する「雇用保険被保険者休業開始時賃金月額証明書」をもとに、育児休業を開始する前6ヵ月間の賃金を180で割った金額です。

ここでいう賃金とは、残業手当、通勤手当、住宅手当などを含む給与額面のことで、手取り金額ではありません。

自分がいくら出産手当金、育児休業給付金がもらえるのかは下記から計算できます。

>>>出産一時金・出産手当金・育児休業給付金の計算

私は総合病院で勤務している時に育児休業開始から180日は一カ月あたり約18万円。181日以降は一カ月あたり約14万円給付されていました。

子どもには思った以上にお金がかかるので、休業中もお金がもらえるのは大きなメリットですよね。

子どもの教育資金も貯蓄しないといけないしね…

復職後に同じ職場で働ける

慣れ親しんだ職場であれば育休明けもすぐに即戦力として働くことが可能でしょう。

周囲の人間関係も良好であれば、フォローもしてもらい易いですよね。

育休明けのタイムスケジュールが知りたい人は、

>>>「共働き夫婦の家事・子育てのタイムスケジュール」も参考にしてみてください。

出産時の入院費用が還付される場合がある

あなたが産婦人科のある病院で働いていてそこで出産した場合には、

入院費が還付される場合があります。

入院費用が還付されるかは、人事課で確認しましょう!

理学療法士が産休・育休取得のデメリット

  • 育休産休取得までが大変
  • 育休明けで肩身が狭く感じることがある

育休産休取得までが大変

妊娠すると人にもよりますが、

悪阻などで仕事するのもしんどくなったり…

動きすぎてお腹が張ってきたり…

また、育休産休取得までには次のようなたくさんのやることがあります…

  • 育休・産休申請
  • 業務の引継ぎ
  • 患者さんや職場への挨拶

休みをとるまでけっこうやることって多いんです。

妊娠しても元気に産休満期まで働ける方もいます。

こればかりは体質にもよりますよね。

妊娠中はあまり無理すると、切迫早産のリスクが高まったりしてしまう危険性があります。

妊娠中は無理だけはしないようにしましょう!

育休明けで肩身が狭く感じることがある

育休明けに時短勤務で職場復帰をする場合が多いと思います。

実際に働いてみると子どものことで急に保育園から呼び出されたりと…

肩身が狭いな…

と感じ場合もあります。

どんどんストレスが溜めってしまいますよね。

どんな時に肩身が狭く感じるのかはこちらの記事を参考にしてみてください。

>>>「なんで時短勤務が迷惑でうざいと思われるの?気を付けたい5つの事

理学療法士が妊娠を機に退職するメリット

  • ストレスから解放される
  • 円満退職し易い

ひとつづつ解説していきます。

ストレスから解放される

退職を決めれば次のようなストレスから解放されます。


動きすぎでお腹の赤ちゃん大丈夫かな?


周りに迷惑かけていないかな?

妊娠中は不安定なので、自宅でゆっくり過ごせるのは自分にとってもお腹の赤ちゃんにとってもいいですよね。

また、

復帰してから大丈夫かな?

保育園に入れなかったらどうすればいいんだろう?

という不安に駆られることなく育児に専念できるのは嬉しいですよね。

円満退職し易い

さまざまな退職理由があるなかで、

子どもの育児に専念したいので退職します。


育児と仕事の両立が不安なので退職させて頂きます。

このような仕方がない理由の場合には円満に退職できる場合が多いです。

職場にマイナスなイメージを持たれずに退職することが可能です。

他の「リハビリ職が退職理由」が知りたい方はこちらも参考にしてみてください。

理学療法士が妊娠を機に退職するデメリット

  • 金銭的な問題
  • 社会から疎外された気持ちになる
  • 保育園問題で再就職が厳しい場合がある

金銭的な問題

退職をしてしまうと、子育て中の収入は0円です。

子どもが産まれるとよりお金は必要になります。

夫の収入のみで大丈夫なのかは、夫婦で話し合っておく必要があります。

また、住民税前年度の所得に対して課税される仕組みで、前年1~12月の所得をもとに算出され、6月から支払いはじめます。

今年収入がない場合でも前年度働いていた分は、支払う必要があるため注意しましょう。

ですが、住民税を減額する方法もあります。

住民税を減額する方法を知りたい方は下記の画像をご覧ください。

また、自治体によってもどのくらい減額されるかは異なるので自分の住んでいる自治体で確認しましょう。

住民税の減額は自分から申請しないと減額されないものになります。

女性理学療法士の収入について気になる方は、

女性理学療法士・作業療法士の給料事情!年収アップのための転職方法』こちらの記事をご覧ください。

疎外された気持ちになる

最近では共働きの家庭も増えてきています。

友人と会った時に子どもの話や仕事の話が上がると思います。

その中で、自分だけ仕事をせずに子育てのみに専念していると

疎外された気持ちになってしまうこともあるかもしれません。

自分のペースでいいので働ける職場を転職するまたは、

非常勤(パート)の働き方に変えるなど考えてみてはいかがでしょうか?

子どもに手がかかるうちはフルタイムではなく非常勤での働き方もおすすめですよ!

非常勤での働き方を知りたい方は、

非常勤経験ありの理学療法士が非常勤で働くメリット・デメリットを徹底解説』こちらの記事をご覧ください。

保育園問題で再就職が厳しい場合がある

最近は徐々に改善されているといわっれている待機児童問題ですが、まだ地域によっては待機児童が多い地域もあります。

再就職を希望してもも子どもを預かってもらえなと就職活動もなかなかですよね。

私は比較的待機児童数の多い埼玉に住んでします。

就活したくてもなかなか子どもを預かってくれる保育園が見つからないと、保育園探しで苦戦しているママ友も多くいました。

理学療法士という専門職の強みを活かして自由な選択を!

自分にとってもお腹の子どもにとってもストレスが一番の大敵です。

少しでも不安がある場合には、無理せずに退職という決断が良い場合もあります。

理学療法士は真面目な人が多いので、知らず知らずに自分を追い込んでしまっている人が多い気がします。

理学療法士はいったん退職してからも再就職がし易い職種です。

なので、本記事のメリット・デメリットを比較して自分に合った選択をしてみてください。

理学療法士が産休・育休取得するメリット・デメリット

メリット
デメリット
  • 育児休業給付金が貰える
  • 復職後に同じ職場で働ける
  • 出産時の入院費用が還付される
  • 育休産休取得までが大変
  • 育休明けで肩身が狭く感じることがある

理学療法士が妊娠を機に退職するメリット・デメリット

メリット
デメリット
  • ストレスから解放される
  • 円満退職し易い
  • 金銭的な問題
  • 社会から疎外された気持ちになる

退職してから再就職することに不安がある方は、

ブランクあっても復職可能?リハビリ職ママが復職・再就職を成功させるポイント』こちらの記事もご覧ください。

再就職する時の参考になると思いますよ。

また、産休育休に入っても仕事をしていく中で仕事と子育てが難しいと感じた時に退職することも可能です。

育休明けに退職したい方は、

理学療法士が育休明けすぐに辞めてもいいの? 円滑に退職するコツは3つ!』こちらの記事をご覧ください。

あなたがストレスなく働けることを応援しています。

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PTOT人材バンクの口コミや評判が気になる人は、こちらの記事も合わせてご覧ください。

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