リハビリ職が退職したら失業保険って貰えるの?
いくら貰えるのかな?
こんな疑問にお答えします。
「職場に通うのが辛い…」
「早く職場を離れたい…」
ブラックな病院に勤めてしまった時にそう感じるのではないでしょうか、
今の仕事が辛くてやめたい…
でも、すぐに辞めたら収入がなくなってしまう…
転職先を探したいけど今の職場を辞めてからでないと精神的に行動できない…
そんなあなたにこそおさえておいて欲しいのが失業保険です。
この記事ではリハビリ職が退職したあとに貰える失業保険について解説しています。
失業保険ってなんとなく名前は知っているけど、
実際いくら貰えるのか?
いつ振り込みがあるのか?
手続きはどんなことが必要なのか?
分からないことって多いですよね。
そこで本記事を読むことで失業保険について理解することができます。
失業保険はやや難しいイメージがあると思いますが、
ここでは知ってほしいポイントだけを分かりやすく解説してます。
退職後にお金で困らないためにも、転職する人は必ず目を通しておきましょう。
失業保険とは
失業保険とは、公的保険制度の一種で、正式には「雇用保険」と言います。
加入者は、失業した場合や自己都合での退職にあたり「失業手当(正式には基本手当)」を受給することができます。
雇われている人はこの雇用保険は、
給料から天引きされているのでみなさん加入していますよ。
失業手当は、失業した人が安定した生活を送りつつ、
1日でも早く再就職するための支援として給付され、
新しい職に就くまでの経済的支えになる制度です。
つぎに失業保険が貰える条件をまとめました。
失業保険がもらえる条件
失業を貰える条件は2つ
- 働く意思があり、次の仕事を探している
- 雇用保険加入期間が12ヶ月以上あること
妊娠や出産のため退職した場合も失業保険をもらうことはできないので注意!
退職するときに次の職場が決まっている場合も貰えません。
失業保険で貰える金額
では実際に失業保険で貰える金額はいくらでしょうか?
計算式はこちら
ちょっと難しいですよね。
分かりやすい失業保険の給付額計算サイトを使うのが手っ取り早いです。
年齢区分に応じた支給上限額はこちらです。
29歳以下 | 6815円 |
30歳〜44歳 | 7570円 |
45歳〜59歳 | 8330円 |
60歳〜64歳 | 7150円 |
失業保険の手続きの仕方
失業保険は自分で手続が必要です。
STEP方式で失業保険を受けるための方法を説明していきますね。
退職後10日以内に自宅へ郵送されるか、自分で職場へ取りに行きます。
持って行くものは次の通りです。
- 離職票
- 雇用保険被保険者証
- 写真2枚(縦3cm✕横2.5cm)
- 印鑑
- 本人名義の預金通帳
- 本人確認証明書(マイナンバーカード、持っていなければ通知カードと運転免許証)
基本は上記のものを持っていけば大丈夫です。
念の為に『ハローワーク 住んでいる地域の名前』で調べておきましょうね。
雇用保険説明会は指定された日時に忘れないよう出席します。
参加しないと失業保険はもらえませんよ。
失業認定日にハローワークへ行き、失業認定申告書を提出して失業の認定を受けましょう。
失業の認定を受けるには、月2回以上の求職活動が必要で、失業認定申告書に実績を記載しなければなりません。
失業保険では『働く意思がある』ということが大前提なので求職活動は必須です。
転職サイトに無料登録して、自宅で閲覧してるよ〜
これは求職活動にはなりません。
あくまでも他の人が求職活動しているな〜って認識して貰う必要があるんです。
4週に1度、失業認定申告書を提出する必要があります。
これで失業保険が受給できるのか判断されますよ!
失業保険の他にも、貰えるお金として再就職手当があります。
再就職手当は就職お祝い金のようなものです。
貰える人はこちらもぜひ貰いましょう!
詳しくは、リハビリ職の再就職手当はいくら貰えるか分かりやすく解説を参考にしてください。
失業手当は通常、失業認定日から通常5営業日後(給付制限がある場合は3カ月後)に指定の口座に振り込まれます。
以後、原則として4週間に1回の認定日に、失業の認定を受ける必要があります。
ここまで見て頂いたように結構、失業保険をもらうのって大変なんです…
なので、出来れば在職中に転職活動を積極的に行うことをおすすめしています。
失業保険はいつ振り込みされる?
失業保険を給付するにあたり、
会社都合(倒産やリストラ)か自己都合で退職したかで振込日が変わります。
リハビリ職の場合だと自己都合が多いので、
自己都合の場合を説明しますね。
自己都合で退職した場合は失業手当の申請のあと、
7日間の待機期間に加えて、さらに2カ月間の給付制限期間があります。
イメージしやすいように下に例を出しますね!
4月1日に失業保険を申し込み
(7日間の待機期間あり)
4月8日以降に求職活動を開始すると
(2ヶ月の待機期間あり)
6月8日以降給付開始
失業保険認定日の1週間後以降に振り込み
そう、自己都合の場合は貰えるまで日数がかかるんです!
失業保険に依存しないように、転職活動を促す目的がある
ということなんでしょうね。
※会社都合の場合(倒産やリストラ)
失業保険の申し込み後、7日後から受給されます。
失業保険給付の注意点
Q&A方式で失業保険の注意点を詳しく説明していきます。
以上、失業保険についての説明でした。
自己都合の場合は失業保険を貰うまでに時間を要するので、
出来ることなら退職を決めたときに次の転職先を決めていたほうが良いですね。
手続きも正直面倒ですしね…
ですが、ブラック病院でこれ以上勤めたら精神的にもやられてしまうという場合には…
失業保険を貰いながら次の職場をじっくりと考えてみるのも良い選択だと思いますよ。
ブラック病院からは心が元気なうちに逃げましょう!
あなたが働きやすい職場を見つけることが出来るよう応援しています!
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>>>「リハビリ職が就職しない方がいいブラック病院の特徴とその回避方法を解説!」
まとめ
本記事ではリハビリ職が貰える失業保険について、以下のことをまとめました。
- 失業保険をもらえる条件
- 失業保険の申請手続き
さまざまな要因で、急に職を失ってしまっても、失業保険があるので焦らずに!
もし、ブラックな職場に勤めていて心が病んでしあった場合は、
失業保険をもらいながら休息して、ゆっくり職探しをするのも1つの手段として頭に入れておきましょう。
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