時短勤務で働くって迷惑?
うざいですか?
今回はこのような疑問にお答えします。
時短勤務で働く子育てママは、
周囲より早く帰らせてもらうので肩身が狭く感じますよね。
実は私って迷惑なんじゃ…
と感じたこともあるはず。
私自身も2回とも時短勤務で復帰しました。
結論、人それぞれです。
- 迷惑、うざいと感じてしまう人
- 迷惑・うざいと感じさせてしまう人
感じてしまう人と感じさせてしまう人!
人それぞれなんです。
時短勤務で復帰した時に、「迷惑、うざい」と感じさせないように、気を付けた方がいいポイントを本記事ではまとめました。
この記事を読むことで、時短勤務で何が迷惑なのか、うざいのかを知り得ることができます。
迷惑にならない働き方も理解することができます。
✓本記事の内容
✓本記事をおすすめしたい人
- 時短勤務に肩身を狭くしている人
- 時短勤務での復帰を考えている人
- 時短勤務が不安な人
なんで時短勤務が迷惑でうざいと思われるの?
つぎのことで時短勤務が迷惑でうざいと思われがちです。
- 早く帰るのがずるい
- 子どものことで急に休むのが迷惑
- 時短勤務のフォローに疲れる
- 権利ばかりを主張する態度
なぜそのように思われてしまうのか、ひとつづつ解説していきます。
早く帰るのがずるい
業務が忙しく残業が多い職場では、残業なしで定時に帰っていく人を良く思わない人がいます。
時短勤務をしているママの主張として、
「時短勤務するとその分給料が減る」
「自分の仕事はきっちり終わらせている」
「早く帰って遊んでいるわけではない」
以上の意見があるのはごもっともです!
忙しい職場の不満の当てつけとして、時短勤務のママに矛先が向くのかもしれません。
子どものことで急に休む
ワーママは避けて通れない急な子供の体調不良。
子供もつらいし、ママも仕事の調整に追われて本当に大変ですよね。
しかし残念ながら、
「また、休むの?」
「ママはすぐ休んで迷惑」
「自分勝手だ」
などと言いたがる人もいます。
子供の病気で休まざるを得ないことなので、
お互いさまの精神で見守ってもらえるとありがたいですが…
忙しくて気持ちに余裕のない職場ではなかなかそうならないのが現実ですよね。
時短勤務のフォローに疲れる
職場によっては、時短勤務で帰宅するママの残務を一方的に振られたり、急な休みのときのフォローの負担がひとりに集中したりということがあります。
一方的な業務の負担ばかり増えていくと、同僚の不満がたまるのも無理はありません。
しかし、時短勤務の人に振る業務量やフォローする同僚の業務負荷の調整は、
本来なら上司がしっかり管理するべきものです。
業務負荷の不公平は時短勤務するママのせいではないのですが、
いつもフォローする同僚の心情的には
自分ばかりいつもフォローして忙しい!
と時短勤務のママに不満を向けがちです。
権利ばかり主張する態度
時短勤務をしているワーママのほとんどは、謙虚に一生懸命仕事に集中していることでしょう。
しかし、なかには時短勤務ならなんでも許されると勘違いし、
権利ばかり主張しがちなママがいることも事実です。
時短勤務をフォローする人への気遣いが感じられなかったり、
やってもらって当然といった態度をとったりすると、周囲の不満がどんどんふくらんでしまいます。
あまり恐縮しすぎる必要はありませんが、お互い少しでも気持ち良く仕事ができるように、
同僚への感謝の気持ちや気遣いは忘れないようにしたいですね。
時短勤務を〝迷惑、うざい〟と感じてしまう特徴
一概には言えませんが、実際に迷惑、うざいと感じてしまう特徴を人と環境でまとめました。
- 子どもがいない人
- 時短勤務者がいない職場環境
- 忙しい職場
子どもがいない人
子どもがいない人にとっては、
子どもの病気でこんなに休まざるをえないことは想像もつかないことなのでしょう。
私も子どもを持つ前は、ワーママが休みなときに
何でこんなにたくさん休むんだろう?
と、思っていました。
こればかりは自分が子育てしてみないと分からないことなので、仕方ありません。
時短勤務者がいない職場環境
上司にワーママのマネジメント経験がない場合、
上司も悪気はないはずですが、
社内で少数派である「時短勤務社員」の扱い方に慣れておらず…
会社側も制度や教育が追い付いていない現状があるようです。
社内で漠然と「時短勤務は扱いにくい」と思われるような雰囲気になってしまうのは、会社側にも責任があるといえます。
自分のせいとあまり考えこまないようにしましょうね。
忙しい職場
職場が忙しいと、周囲の人にまで気が回りあませんよね。
これは誰かに限ったことではないと思います。
その中で、時短勤務で早く帰っていた人の残務まで回されたら
「迷惑、うざい」と感じてしまうかもしれません。
迷惑、うざいと思ってしまう原因は職場環境にもあるかもしれません。
時短勤務を〝迷惑・うざい〟と感じさせてしまう特徴
実際にたくさんのワーママと仕事をしてきて、
「迷惑・うざい」と感じさせてしまう特徴をまとめてみました。
自分は当てはまっていないか確認してみてくださいね。
謙虚さが足りない
時短勤務だから周りの人がフォローして当然
休むことが多いからフォローしてもらって当たり前
こういう態度は「うざい・迷惑」と思われがちです。
考えてみれば、みんな残業しながらやっと自分の仕事を終わらせてるんですよね。
そこにさらにワーママがやり残した仕事を請け負ってくれるんです。
謙虚な気持ちを持つことが大切!
同僚が助けてくれなかったら、仕事が回らない…
子育て中の今は、どうしても周りにフォローしてもらう機会が増えます。
どうせなら「思わず助けてあげたくなるワーママ」のほうが得ですよね!
記事の後半の「時短勤務で働くときに気を付けたいこと」を参考にしてみてくださいね。
子どもの話ばかりする
ついつい、子どもの話しをしがち…
わたしもそうなんですが…。
毎日家と仕事の往復。
家では子育てと家事ばかり。
正直、子どものことしか話題の引き出しがないんです。
でも独身時代のわたしは思ってました。
「他人の子どもに興味なんてないよ」
まぁ、そうですよね。
大変さをアピール
これも分かります!子育てしながら働くのって本当に大変ですよね!
でも職場の人に大変さをアピールするのはやめたほうがいいかもしれません…
アピールされた職場の人は、きっとこう思います。
ワーママのフォローをしてる私たちも大変な思いをしてるんだけど
わかってる、わかってますよ!
「大変さアピールなんかじゃない、ただグチを聞いてほしいだけ」だって。
時短勤務なのに仕事量が多く、定時に帰れない。
定時間際に新しい仕事を頼まれた。
夫が家事育児に非協力的で、自分に負担が偏りすぎていてしんどい。
誰かにグチのひとつでも言いたくなっちゃいますよね。
でもそこはグッとこらえて!!
仕事が中途半端
多くのワーママさんが自分の仕事を時短勤務内で、終えていると思います。
でも、仕事が中途半端になってしまうことありませんか?
平日に休む時に担当の患者さんの申し送り忘れ
計画書や同意書の説明忘れ
申し送りの人が決まるのが業務後の場合には、申し送りができずに、
代わりにリハビリ介入してくれるスタッフが困惑してしてしまう場合もあります。
書類作成の滞りや期限か決まっている書類は忘れてしまうとインシデントになってしまいます。
計画書忘れがあると同じチームの人が対応に追われてしまうので気を付けましょう。
人間なのでミスもあると思います。
重要になってくるのが、その後の対応です。
同じミスはしないようにする、ミスをした時にフォローしてもらった同僚にどう御礼するかが大切です。
具体的な方法は、後半の「時短勤務で働くときに気を付けたいこと」で解説しますね。
時短勤務で働くときに気を付ける5つの事
次のことを気を付けて働くことで、助けてもらえるワーママになれるので
是非参考にしてみてくださいね。
- 責任感をもって誠実に
- 効率アップを考える
- 周りの人とのコミュニケーションをとる
- 子どもの話をしない
- 感謝と謙虚さを忘れない
責任感をもって誠実に
いうまでもないことですが、仕事は責任感を持って、誠実に!
ワーママであろうと独身であろうと、仕事には関係ないですもんね。
基本業務を怠らない
仕事の進捗状況を誰が見てもわかる状態にしておく
余裕をもったスケジューリングをする
フォローしてくれる人が困らないように、
これらのことは意識しておくといいですよ。
効率アップを考える
ワーママになったら、仕事の生産性を上げることがとても大事になってきます。
なぜなら時短勤務は基本残業しないので、他の人よりも時間が限られています。
効率アップの具体的な方法を3つ紹介します。
①.TO-DOリストを作る
その日にやらなくてはならないことを、優先順位を決めて書き出しておきましょう!
期限がある書類関係は、前もって終わらせておくと安心ですね。
②.患者さんのイベントは事前にメモしておく
朝の時間に担当の患者さんのカルテをすべて確認するのはかなり時間が必要になります。
(急性期の患者さんは状態変化が激しいので、確認しなくてはなりませんが…)
状態がある程度落ち着いている患者さんのイベント(検査、担当者会議など)は事前にわかることなので、メモとして残しておくといいですよ!
安全管理の面から代診表へ記載しておくことをおすすめします。
③.代診表は小まめに更新しておく
代診表は小まめに更新しておくことで、
子どもの体調不良などで急に休むことになったとしても、
リカバリーしやすくなりますよ。
更新日なども記載しておくと、代診者がリハビリしやすいです。
周りの人とコミュニケーションをとる
職場の人とコミュニケーションを取っておくと、仕事がしやすくなりますよ。
仕事中は忙しくて同僚と話す時間がないという人は、お昼のときに積極的に話しかけてみてはいかがでしょうか。
また、どうしてもワーママ同士で固まることが増えてしまいますが…
出来ればワーママでない同僚とも積極的にコミュニケーションを取りましょう!
ワーママ同士で固まると、未婚の同僚とコミュニケーションが取りにくく感じてしまう場合もありますからね。
好印象を持ってもらえると、仕事のフォローもきっとこころよく引き受けてくれるようになるはずです。
子どもの話をしない
子どもの話はなるべくしないほうがいいです。
子どもの話、したくなるのわかりますよ〜!
でもほとんどの人は、他人の子どもなんて興味ないんですよね。
わたしも独身時代はまったく興味なかった…
ワーママ同士か、聞かれたときだけ話すようにしたほうがいいかもです。
感謝と謙虚さを忘れない
わたしの同僚に、なぜかついつい助けてあげたくなるワーママがいます。
そのワーママはどんな人かというと、すっごく素直で謙虚なんです。
- フォローしてあげるととても喜ぶ
- 助けてくれた人にちょっとしたお菓子を渡す
- 自分の手が空いているときは周りの人を手伝う
こんな感じで素直に感謝の気持ちを伝えてくれて、いつも謙虚なんですね。
こういう人はついつい助けてあげたくなってしまいますよね。
とくに「素直に感謝して喜びを表現する」ってところがポイントかなと思います。
喜んでもらえたら、次もまたやってあげたくなりますよね。
ワーママは日々、時間との戦いですよね。
定時退社の工夫を下記の記事でまとめているので参考にしてください。
>>>残業なんて無理!リハビリ職(PTOTST)が定時に上がる工夫7選
時短勤務がきつい時の対処方法
残念ながら、時短勤務するママを迷惑に思い、
〝迷惑・うざい〟といった感情を抱く人は実際にいます。
会社の体質や同僚の無理解によって、時短勤務のワーママが理不尽な批判を受けてしまうことはありえます。
時短勤務そのものは決して迷惑なものではなく、
育児と仕事を両立しながら女性が長く働き続けるための重要な制度です。
そうは言っても、もう無理…
ポジティブに考えることは出来ないし、仕事に行くのもしんどい…
わたしなんて迷惑だよ…
と思う場合の対処方法を2つ説明しますね。
上司に相談する
まず最初に上司に相談してみましょう。
同期や仲の良い友人に相談しても、根本的な解決になりません。
もちろん愚痴ったり悩みを共感することで、心はラクになるかもしれません。
でも今の状況に苦痛を感じているなら、上司に相談することで解決できることもあります。
今あなたが時短勤務で迷惑をかけている、悩みや不安を相談してみましょう。
異動または転職を考慮する
上司に相談しても何ら変化がなかった時は、異動または転職を考慮しましょう。
私の場合は時短勤務のあいだに回復期へ異動しました。
異動したおかげで心も身体もラクになりましたよ!
でも簡単に異動や転職できない人も多いですよね。
だからこそ、今のうちからリハビリ転職サイトに登録だけはしておくのをオススメします。
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正社員の時短勤務が心苦しい人はパートで働くことを検討してはいかがですか?
>>>【非常勤】理学療法士と子育ての両立には訪問リハビリのパートがおすすめこちらも参考にしてみてください。
正社員と非常勤のメリット・デメリットが気になる方はこちらを参考にしてみてください。
>>>【比較】育て中のリハビリ職は常勤と非常勤、どっちがおすすめ?メリットとデメリット紹介
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自分が行動しないと何も変わらない!一緒にがんばりましょう!!
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まわりへの気遣いは忘れないようにしながら、
時短勤務をうまく活用していきましょう!
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